ペットロスから立ち直る方法3選

日本では犬や猫、ウサギ、ミニブタ、インコ、亀など様々なペットが飼われていますが、総じてその寿命は人間と比べると短めですよね。

近年は餌の質や動物医療のレベルがアップしたことにより長寿化していますが、それでも10年~20年ほどで天国に旅立つケースがほとんどです。

長年飼っていた最愛のペットが亡くなると、大きな精神的ショックを受け「ペットロス」に陥ってしまう方も少なくありません。

そこで今回は、「ペットロスから立ち直る方法」について詳しく解説していきたいと思います。

ペットロスとは?

ペットロスは、犬や猫など飼っているペットが亡くなったことで心身に不調が及んだ状態のことです。

具体的には、「喪失感」や「後悔」「自責の念」「パニック症状」「幻覚・幻聴」「睡眠障害」「食欲不振」「倦怠感」「頭痛・胃痛」といった症状が及ぶ可能性があります。

人によっては仕事ができないほど症状が重くなったり、日常生活が困難になったりします。

ペットを飼ったことがない人からすると、「ペットが亡くなっただけで?」と理解できないかもしれませんが、飼い主さんからすると「愛する家族」であり、その喪失感はとてつもなく大きいのです。

実際に約6割の飼い主さんがなにかしらのペットロスの症状が発症しています。

愛していればいるほど、まるで親族を亡くすことや結婚を約束した恋人と別れてしまうのと同様の深い悲しみを感じるため、ペットロスに陥ってしまうのも当然といえるかもしれません。


ペットロスから立ち直る方法

それでは、ここからは実際にペットロスに陥った際に立ち直る方法をいくつかご紹介しましょう。

仕事や家事、育児など、大人であればいつまでも立ち止まっていられないのも事実です。

なるべく早く心を持ち治せるような工夫も必要不可欠であるといえるでしょう。


①愛していることの証として形見(メモリアルグッズ)として残す

「ペットロスから立ち直る」と聞くと、「愛するペットとの別れから距離を取る」といった方法を思い浮かべる方が多いと思いますが、まずはしっかりと愛するペットのことを想い、行動するのが一番のような気がします。

例えば、ペットを火葬した後にお墓や仏具を用意してあげたり、首輪やリード、よく使っていたおもちゃなどを集めて遺影の周りに置いたりといった行動です。

離れるのではなくしばらくの期間ペットを想い寄り添うことで、ペットとの別れを本当の意味で受け止めることができるはずです。

2~3日は思い出すたびに涙がこぼれてしまうかもしれませんが、ペットを想い愛情を形にすることで「本当に大事な存在だったとペットも思ってくれるかな」と考えられるようになっていくでしょう。

近年ではペットの足型を取ったり毛や爪を残したり(遺骨なども)など、形見として残す飼い主さんも増えてきています。


②誰かに悲しみを打ち明ける

深い悲しみは自分の胸にしまっておくと辛さがより大きくなってしまうものです。

そのため、しっかりと愛するペットを想い形見を残したならばその悲しみを周りの人に打ち明けましょう。

「涙を見せるのは恥ずかしい」と感じるかもしれませんが、ペットロスから立ち直るためには悲しみの感情を吐き出す行動は必須となります。

ただし、打ち明ける相手は的確なアドバイスがもらえる人というよりは、「話をじっくり聞いて共感してくれる人」の方が良いかもしれません。

他にも、「過去にペットを亡くしたことがある人」も適している相手だといえます。

愛するペットとの別れの辛さを打ち明けることで、少しずつ気持ちも落ち着いていくことでしょう。


③趣味や仕事に没頭する

前述した①と②の対処法を実践し1週間~2週間経ったならば、自身の趣味や仕事に没頭してみるのもペットロスから立ち直るには効果的です。

暇な時間が多いと、自然と亡くなったペットのことを思い出してしまうものです。

もちろん思い出すこと自体は悪いことではありませんが、精神的ショックから立ち直り社会の一員として復帰することを考慮すると、亡くなってから1週間(可能であれば2~3日)の間に思いきり悲しみその感情を掃き出し、少しずつ前を向いていくという流れがベストだといえます。

趣味や仕事に没頭することで、愛するペットとの別れに意識が向く時間を自然と減らすことが可能となります。

ペットとの別れからある程度経ち「少し気持ちが落ち着いてきたかも」と思えたならば、意図的に忙しくなるようにスケジュールを組んでみると良いかもしれません。


まとめ

今回は、「ペットロスから立ち直る方法」について解説してきました。

・愛していることの証として形見(メモリアルグッズ)として残す
・誰かに悲しみを打ち明ける
・趣味や仕事に没頭する

上記のような方法をご紹介しましたが、重要なのは「急いでペットロスから立ち直ろうとしなくて良い」ということです。

もちろん仕事や家庭の都合から数日で日常に戻らなければならないケースもありますが、自身の感情に嘘をつかず「しっかりと悲しむこと(想ってあげること)」も重要です。

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